ライター勉強で最短3ヶ月デビューも!独学で月50万稼ぐ現役ライターが解説

ライターは特別な資格が必要ない分、勉強の質によって稼げるかどうかが変わります。

私は独学でライターを始め、1人で勉強をして月50万稼げるフリーランスライターになれました。

本記事では、私がここまで稼げるようになったおすすめの勉強法やモチベーションの保ち方を詳しく解説します。

実際に経験した失敗や成功も紹介するので、ライターになれるか不安な人は、この記事を読んで前向きな気持ちで勉強を始めましょう。

目次

ライターの勉強の全体像|必要なスキルやロードマップを知ろう

ライター 勉強 イメージ

「文章を書くのが好き」だけでは、仕事にするのは難しいのがライター。稼いでいくには、学ぶべきことがたくさんあります。

しかし、私は完全独学でフリーランスライターとして月50万円まで稼げるようになりました。必要なスキルを知って、効率よく学べば独学でも立派なライターになれます。

ここではまず、ライターに必要なスキルと成長のステップを紹介します。

必要なスキル

Webライターに必要な主なスキルは、次の5つです。

  • ライティングスキル
  • SEOライティングスキル
  • リサーチスキル
  • ツール使用スキル
  • コミュニケーションスキル

5つもあると、多いと感じるかもしれません。しかし、どれも勉強すれば身につけられるスキルなので安心してくださいね。

理解しやすい文を書くライティングスキル

読者がスラスラ読める文章にはコツがあります。構成や語彙選び、文章のリズムなどを意識するのがポイント。

ライターには、読者目線を持って文章を書いていくスキルが必要です。

読みやすく、すぐに必要な情報が見つけられる文章でなければ、読者はすぐに離れていきます。

特に、WEBサイトの記事を見にくる読者は、本のようにじっくり読もうとはしません。ライティングスキルは、ライターの基礎中の基礎となるスキルです。

SEOライティングスキル

SEO(Search Engine Optimaization)は、検索結果で上位に表示されるための施策のことです。WEBサイトの記事は、たくさんの人に見られることに価値があります。

そして、たくさんの人に見てもらうためには、検索してすぐに見つけてもらう必要がありますよね。

自分の書いた記事を検索結果の1番上に表示させるためには、Googleに良質な記事だと認識してもらう必要があります。

Googleに評価してもらうための施策をSEOと呼びます。SEOはライターのスキルの中でも専門的なスキルになるため、インプットが非常に重要です。

そして、SEOスキルがあれば案件を獲得できる確率が上がることが多く、しっかり稼ぎたい人には必須のスキルです。

リサーチスキル

正しい情報を集められないと、信頼される文章は書けません。検索力・取捨選択力・出典のチェックも大切です。

また、リサーチは正しさだけでなく、スピードも重要なポイント。最初のうちはリサーチに時間を取られることが多く、記事作成に時間がかかります。

リサーチスキルは、必要な分の正しい情報をいかに早く集められるかが問われるスキルですね。

WordPressなどツールを使うスキル

納品や入稿でよく使われるのがWordPressなどのツールです。基本的な使い方を覚えると、仕事の幅が広がります。

ワードやGoogle Documentで納品する仕事もありますが、WordPressの入稿までが作業に含まれている案件も多いです。

また、SEO関連やネット上のやり取りで使用するものもあり、ライター周りで使うツールを使えることも重要です。

初心者がまず使えるようになった方がいいのは、次の3つのツールです。

ツール名 内容
WordPress(ワードプレス) 記事を入稿するためのソフトウェア
Chatwork(チャットワーク) ビジネスチャットツール
Google Document(グーグルドキュメント) 無料で文書の作成ができるワードのようなソフト

私が独学で学んだ際も、最初に使い方を覚えたのがこの3つのツールでした。この3つさえ使えれば、半年ほどはツール関係で困ることはありませんでした。

コミュニケーションスキル

ライターは一人で完結する仕事じゃありません。クライアントとのやり取りやフィードバック対応も大事な仕事の一部です。

また、コミュニケーションのほとんどがオンライン上で行われます。文章だけで好印象を与えたりスピーディーに返信したりと、オンラインで信頼関係を作る必要があります。

ステップ別ロードマップ

ライターとしての成長は、以下のような段階が目安です。

  1. 情報収集・勉強を始める
  2. ブログやSNSで発信する
  3. クラウドソーシングなどで実績を作る
  4. 継続案件を増やして収入を安定させる
  5. 専門分野や高単価案件にチャレンジ

長いステップのように感じるかもしれませんが、1〜3ステップは同時並行できます。一歩ずつ積み重ねれば、着実にステップアップが可能です。

勉強はどのステップでも大切になりますが、ステップ4やステップ5に行く前に勉強時間を多めに取るのがおすすめです。

まずは、ステップ1でインプットをし、ステップ2やステップ3でアウトプットします。そのあとは、ステップ1〜3を繰り返しながらステップ4〜5を目指すようにしましょう。

【インプット】知識を身につけるライターの勉強方法

完全独学でマスターした現役ライターの私がおすすめする、インプットのための勉強方法は、次の4つです。

  • WEBサイトやYouTubeで学ぶ
  • 本を使って学ぶ
  • 講座やセミナーを受ける
  • 検定を受けて資格を取る

インプットの質はライターとしての基盤になります。私が実際に行って効果があった方法から、やっておけばよかったと後悔するほどよい方法までまとめて紹介します。

WEBサイトやYouTubeで学ぶ

ライター 勉強 インプット法1 youtubeやサイトで学ぶ

  • 完全無料で基礎知識を学びたい人
  • 学びたい内容がはっきりしている人
  • スキマ時間に気軽に勉強したい人

【メリット】

  • お金を一切かけずに勉強できる
  • 場所や時間問わず学べる
  • 情報量が多い

【デメリット】

  • 正しい情報を選ぶ必要がある
  • どの情報を信じていいかわからないことがある
  • 学びたい内容を決めて自分で調べなければいけない

WEBサイトやYouTubeにはライターのための有益な情報が多く、無料で学べるコンテンツは豊富にあります。

実際、私もライターに関するほとんどの知識をWEBサイトの記事やYouTubeの動画から学びました。

完全無料でライターの基礎を学べ、移動中など好きな時間に勉強できるのもうれしいポイント。

ただし、自分で一から情報を探す必要があり、情報の質が悪いこともあります。自分で情報の取捨選択ができる人におすすめ。

本を使って学ぶ

ライター 勉強 インプット法2 本で学ぶ

  • 活字の方が頭に入ってきやすい人
  • 信頼性のある情報から効率よく学びたい人
  • 費用を抑えてプロの知識を身につけたい人

【メリット】

  • プロの知識を自宅で学べる
  • セミナーや講座より費用を抑えられる
  • レビューなどから自分に合うものが見つかりやすい

【デメリット】

  • 実践的な知識を身につけるのが難しい
  • 外出先や移動中に学びにくい
  • WEBサイトやYouTubeと比べると費用がかかる

本は体系的に知識を学びたい人におすすめ。ライティングやSEOなどテーマ別に深掘りできます。

活字の方が頭に入ってきやすい人やネットの情報に不信感がある人は、本でライターのスキルを身につけるのがおすすめです。

費用はかかりますが、セミナーや講座よりは安くすみます。また、レビューを見て自分に合う本も見つけられるので、自分に必要な教材を選ぶのが苦手な人にも向いています

ただし、体系的な知識はよく学べますが、実践的な知識は学びにくい印象。私はすぐに実践的なスキルを身につけたかったので、あまり本での勉強はしませんでしたね。

講座を受ける

ライター 勉強 インプット法3 ライター講座で学ぶ

  • 最短ルートでライターに必要なスキルを勉強したい人
  • 体系的な知識と実践的な知識の両方を学びたい人
  • プロに質問しながら知識を自分のものにしたい人

【メリット】

  • プロと一緒に効率よく勉強できる
  • プロへの質問や添削で自分だけの勉強法が見つかる
  • 実績や案件獲得につながることもある

【デメリット】

  • 高額な費用がかかることがある
  • 講座の内容によっては実践的なスキルが身につかないことも

ライター講座は「独学だと限界を感じる・・・」という人にぴったり。添削付きの講座なら、自分の弱点も見つけやすいです。

講座を受ければ、プロが体系的な知識と実践で使える知識の両方を教えてくれるので、最短ルートでライターに必要なスキルを学べます。

プロに質問したり添削してもらえたりするほか、講座修了後に案件を紹介してくれる場合も。

正直、私も最初に講座の存在を知っていたら受けていたと思います。

自分に合う講座さえ選べば、勉強法としては本当に優秀です。費用がかかるのが唯一のデメリット。しかし、無料説明会や割引制度を実施しているライター講座もあるので、予算内に収まるものが見つかる可能性が高いです。

検定を受けて資格を取る

ライター 勉強 インプット法4 ライター検定を受ける

  • モチベーション維持が苦手な人
  • 資格など実績を作りながら勉強したい人
  • 勉強そのものが好きな人

【メリット】

  • 初心者には実績づくりのチャンスにもなる
  • モチベーションが保ちやすい
  • セミナーや講座を受けられることがある

【デメリット】

  • 指定教材の購入や受験に費用がかかることがある
  • 対策に時間がかかって実践的なスキルが身につきにくい
  • 重要度が低い知識も覚えなければいけない

ライターは資格がいらない仕事ですが、資格を持っていることで信頼や自信にもつながります。スキルの証明としてプロフィールに活かせます

特に、初心者の場合は検定に向けて勉強して体系的な知識を身につけ、検定に受かれば実績にもなります。

教材費や受験料を払えば、セミナーや講座がついてくることもあるので、より深く学べますね。

しかし、試験対策自体に時間がかかって、実践的なスキルを学ぶ時間が取れないことがあります。さらに、試験に受かるために、重要度の低い知識もしっかり頭に入れなければいけません。

ライターの検定に興味がある方は、以下の記事で詳しく解説しているのでチェックしてみてください。

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ライター 検定 アイキャッチ

【アウトプット】実践力がUPするライターの勉強方法

よりライターとしての実践力をつけるために、おすすめするアウトプットの勉強方法は次の3つです。

  • ブログを運営する
  • SNSで文章を発信する
  • クラウドソーシングなどで仕事をする

インプットのみの勉強だと、実際のライターで使える知識がなかなか身に付きません。書いて、発信して、フィードバックをもらってこそ力がつきます。

ここからは、私が実際にやった方法を詳しく紹介します。すぐにライターの仕事で使える知識を勉強したいなら必見です。

また、アウトプットでは、どの方法を行ったとしても繰り返し練習することが大切です。ライターとしてのおすすめの練習法は以下で紹介しています。

こちらもぜひ参考にしてくださいね。

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ライター 練習 アイキャッチ

ブログを運営する

ライター 勉強 アウトプット法1 ブログ運営

  • WEBサイトの構造なども実践で学びたい人
  • SEOスキルを学びたい人
  • 編集やディレクションなど上のポジションも興味がある人

【メリット】

  • 上手くいけば稼げる可能性がある
  • 実践的に学べるスキルの種類が多い
  • 興味のあるジャンルで勉強できる

【デメリット】

  • ブログ立ち上げまでに時間がかかることがある
  • デザインなどライティング以外に時間を取られる

まずは自分のメディアを持って書いてみましょう。ネタ選びや文章構成、アクセス分析など、実践的に学べます。

自分のメディアと聞くと、なんだか大変なイメージを持つかもしれません。しかし、ブログをつくるのは意外に難しくないんです。

実際、私は超初心者のころにブログを立ち上げました。簡単ではありませんでしたが、これもWordPressを使えるようになる勉強になりました。

また、立ち上げたあとは、記事を投稿したり記事を見てくれる読者の数をチェックしたりすることができます。

WEBサイト運営について実践的に学べ、SEOスキルや記事管理能力なども勉強できます。つまり、アウトプットだけでなくインプットも同時にできちゃうんです。

ただし、ブログ立ち上げやデザインの設定自体に時間が取られることがあります。すぐにでも実践的なスキルを身につけたい人にはやや不向きです。

自分にブログが本当に必要なのか知りたい方は、以下の記事をチェックしてくださいね。

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ライター ブログ アイキャッチ

SNSで文章を発信する

ライター 勉強 アウトプット法2 SNSで発信

  • 印象に残る文章を作りたい人
  • 気軽に楽しくアウトプットしたい人
  • ほかの人と交流したい人

【メリット】

  • 短い文章で伝える練習ができる
  • 情報交換や最新情報入手もできる
  • 一緒に頑張る仲間をつくれる

【デメリット】

  • 仕事で使うようなアウトプットはできない
  • そのままSNSを見てダラダラしてしまうリスクがある

SNSを使って学んだことをまとめて書くことで、隙間時間に手軽にアウトプットができます。短文で伝える練習にもなるので、限られた文字数で印象的な文章を作りたい人にもおすすめ。

また、共感や反応が得られるとモチベーションにもつながります。同じライター仲間と交流できるので、情報交換をしたり最新情報を入手できたりするのもメリット。

ただし、仕事でそのまま使うような練習はやや難しいのがデメリットです。より仕事につながるアウトプットをするなら、ブログがおすすめです。

クラウドソーシングなどで仕事をする

ライター 勉強 アウトプット法3 仕事をする

  • すぐにお金を稼ぎたい人
  • プロからのフィードバックをもらいたい人
  • リアルな現場で知識を活かしたい人

【メリット】

  • 上手くいけばライターとして稼げる
  • プロからの修正やフィードバックをもらえる
  • ライターとしての実績もつくれる

【デメリット】

  • 仕事をこなすことに時間を取られることがある
  • 質の悪い案件に当たることがある

初案件は緊張しますが、ここで得られる経験は大きいです。特に、クライアントからのフィードバックは貴重な学び。

ライターのよいところは、すぐに実践の場をつくれるところです。私もライターを始めて数週間ですぐにクラウドソーシングサイトに登録しました。

そして、実際にクライアントとやり取りし、学んだ知識を活かしながら案件をこなすことで、稼ぎながらアウトプットもできました。

また、クライアントからフィードバックももらえるので、そこでインプットもできます。

そのため、すぐにライターとして働き始めたい人やリアルな現場でアウトプットしたい人は、ぜひクラウドソーシングサイトを利用してみてくださいね。

効率的なインプットとアウトプットならライター講座で勉強しよう

ライター 勉強 ライター講座おすすめ

「早くスキルを身につけたい」
「一人じゃ何から始めていいかわからない」

そんなときは、ライター講座を活用するのが近道です。プロから直接フィードバックがもらえる環境で、効率よくスキルアップを目指せます。

私は、WEBサイトやYouTube、クラウドソーシングの仕事を通して勉強してきました。しかし、効率が悪いと感じることもあり、自分に合う勉強法を見つけるまでに半年程度はかかりました。

昔の私はライター講座なんてものがあると知らなかったので、すべて自力で勉強しましたが、知っていたら絶対に受けていたと思います。

大きい費用がかかるものばかりではなく、費用を抑えて始められる初心者向けの講座も豊富です。初期投資だと考えたら、安いと感じる講座が多くあります。

効率よくインプットとアウトプットを繰り返したい人や自分流の勉強法を見つけるのが苦手な人、何から手を付けたらいいかわからない人はライター講座を検討してみてください。

以下の記事では、ライター講座の必要性や仕事での活かし方、受講前に知るべき注意点まで詳しく解説しています。

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ライター 講座 アイキャッチ

【体験談】完全独学ライターが勉強しながら体験した成功と失敗

ここからは、実際に私が独学でライターになるまでに経験した成功談と失敗談を詳しく紹介します。

実際に自分で勉強した人の体験談を聞くことで、自分が勉強する際の注意点やメリットが詳しくわかります。

これからライターの勉強をする上で不安が大きい人は、ぜひ参考にしてくださいね。不安なのはあなただけではありません。

案件を通して勉強したら3ヶ月でプロクラウドワーカーに

私は、まず最初の数週間でブログを立ち上げ、WEBサイトでライティングの基礎を学びました。もちろん、ブログの運営の仕方もWEBサイトで調べました。

そのあと、クラウドソーシングサイトで初心者歓迎の仕事に片っ端から応募しましたが、これはスキルを学ぶことを目的としたものです。

ライターとしてお金を稼ぐ実感を感じながら、「初心者歓迎!」「スキルを学べる!」と書かれた案件に応募しました。

そうすると、完全初心者にもかかわらず、意外に案件をゲットできたんです。そこから、低い単価でも勉強になりそうだと感じたら、とにかく応募してどんどんタスクをこなしました。

私はクラウドワークスを使って仕事をしていたのですが、なんとライターについて勉強し始めて経った3ヶ月でプロクラウドワーカーに認定されたんです。

プロクラウドワーカーの認定基準は、次のようになっています。

  • 納品完了率90%以上
  • クライアントからの総合評価4.8以上
  • 獲得報酬額が月間200位以内
  • スカウト数5回以上
  • コミュニケーション評価4.8
  • プロフィールと自己PR入力済

参考:クラウドワークスより

こう見ると、私みたいな超初心者がなぜ認定されたのか・・・と思いますが、その当時は毎日のようにクラウドワークスを使っていたので、その頑張りが認められたのかもしれません。

私にとって初めての実績だったので、すごくうれしかったのを覚えています。

完全独学でも、プロクラウドワーカーに認定されるほどスキルを身につけることができたので、1人で頑張れるか不安な人もきっと大丈夫ですよ。

たった2ヶ月でマニュアル作成を任された

クラウドワークスで仕事をしていたときに、マニュアル作成を任されたこともあります。

完全独学でありながら、案件を受注するたびにマニュアルやクライアントからのフィードバックを徹底的に読み込んでいました。そのため、勉強を始めて約2ヶ月でも、すでにライターに関する基礎知識は身についていました。

マニュアル作成を任された案件も最初はライティングだけでしたが、そのライティング力が認められ、ほかのライターの手本となる仕事を依頼されるようになったんです。

初心者でも独学でしっかり基礎を学び、信頼関係を築くことで大きな仕事を任せてもらえるようになります。

ライターはよくも悪くも年数は関係ありません。3年やっていてもスキルがなければ仕事がなく、数ヶ月でもスキルがあればどんどん仕事が入ってきます。

非効率な勉強で収入が半年間上がらなかったことも

独学でどんどんステップアップしていった私ですが、もちろん挫折しかけた経験もあります。

ライターを始めて半年くらい経ってから、収入が頭打ちになりました。急に収入が増えなくなり、採用率も下がりました。

そこから半年間はほとんど収入が変わらず、自分には才能がないのかな・・・と悩んだことも。

結局、SEOスキルをさらに伸ばしたり一度WEB制作会社で働いたりし、実績を増やすことでこの壁を乗り越えました。

しかし、すぐに原因はわからず、悶々とした日々を過ごしました。あのときにライター講座を知っていれば、プロからアドバイスをもらいたかったなあと結構本気で思っています。

ライターの勉強を継続するためのコツ|モチベ対策や習慣化

ライターの勉強を継続するためのコツは、次の3つ。

  • 時間管理とタスク設定を工夫する
  • インプットよりアウトプットに時間をかける
  • 仲間との交流でモチベーションを保つ

ライターの勉強は継続が命。続けられないと意味がないので、習慣化のコツを紹介します。

私自身、結構な飽き性なので、何度もモチベーションが下がったり締め切り前に急いでやったりと、お手本とはいえない勉強ルーティーンを繰り返していました。

しかし、上記の3つの方法で、今では立派なフリーランスライターとして働くことができています。

時間管理とタスク設定を工夫する

ライター 勉強 カレンダー例

上の画像は、私が実際にやっているタスク管理の表です。フリーランスのため、平日もびっちり詰まっていますが、土日だけでももちろん構いません。このようにスキマ時間を活用しながら勉強時間を確保しましょう。

いつでも仕事していいよ!といわれると、なかなかやらないものです。学校の授業は嫌でしたが、それでも時間管理としてはよかったんだなと思っています。

まずは、月水金の午前中に勉強するというように時間を決めてしまうのがおすすめ。平日に仕事がある人は、土日の午前中だけでもOKです。

個人的には午前中に設定することで、集中力が高まるのでおすすめです。1日の後半になればなるほど、パソコンの前に向かうのが面倒になります。

また、1日で何を勉強するのかタスクを決めてしまうことも大切です。毎日、何を勉強しようかなと考えていると、その日の気分で変わってしまいます。

案件をもらったら、提出締め切りまでのタスクも決めてしまいましょう。グーグルカレンダーなどのカレンダー機能を使うのがおすすめです。複数タスクがある方は色分けします。

インプットよりアウトプットに時間をかける

読むだけで終わらず、必ず「書く」ことに時間を使いましょう。アウトプットをすることで知識が自分のものになると、ライターの勉強をしていてよく感じます。

インプットとアウトプットの割合は、3:7くらいがおすすめ。しかも、インプットだけだとだんだん飽きてきてモチベーションが下がることも多いです。

楽しくライターの勉強を継続するなら、ブログで記事を書いたり仕事を受注したりして、どんどんアウトプットしていきましょう。

仲間との交流でモチベーションを保つ

SNSやオンラインサロン、ライター講座の講義などで仲間を見つけるのも効果的です。

ライターはどうしても、孤独との戦いになります。パソコンに向かって記事を書くだけの日々は、つらいですよね。

勉強していても、それが自分のスキルになっているか実感が湧きにくく、段々とモチベーションも下がります。

そんなときは、ライター仲間を見つけてやる気アップがおすすめ!

Xやライター向けオンラインサロン、ライター講座にはライターを志す人が多くいるんです。特に、近年はリモートワークできる副業が流行っています。

自宅で簡単に始められるライターはじわじわと人気が高まっているので、ぜひ同じ志をもつ仲間を探してみてくださいね。

【3ステップ】ライターの収益化や単価アップのコツを学ぶ勉強

ライターは稼げなければ、意味がありませんよね。稼ぐためのおすすめの勉強は、次の3ステップでできます。

  1. クラウドソーシングで相場や市場価値を知る
  2. たくさんの案件でクライアントとのやり取りに慣れる
  3. 実際に交渉しながら単価アップを狙う

稼ぐための技術は、実践で学んでいくのが基本です。完全独学で月50万稼げるようになった現役ライターが、稼ぐための勉強法を詳しく解説します。

STEP1. クラウドソーシングで相場や市場価値を知る

まずは相場を知ること。「どんな記事に、どれくらいの報酬があるのか」を理解するのが最初の一歩です。

相場がわからないと、稼げる案件なのか判断できません。クラウドソーシングサイトには、100,000件以上の案件が掲載されているサイトが多いです。たくさんの案件をチェックすることで、まずはライターの相場を理解しましょう。

そして、次に知るべきなのが自分の市場価値。自分はどれくらいの単価で採用してもらえるのか、どれくらいのスキルがあるのか客観的に知ることが大切です。

そのためには、さまざまな単価の仕事に応募して採用されるか確認するのがおすすめ。レベルとしては、主に次のようにわけられます。

レベル 1文字あたりの単価 1記事あたりの単価
超初心者 0.01~0.3円 500~1,000円
初心者 0.3~0.8円 2,000~5,000円
中級者 1.0~2.0円 5,000~10,000円
上級者 3.0円以上 30,000円以上

私はすべてのレベルを経験してきましたが、単価のイメージは上記のような感じです。

まずは、さまざまな案件に応募し、この表を参考にしながら自分の市場価値を把握しましょう。

STEP2. たくさんの案件でクライアントとのやり取りに慣れる

実績を積む中で、信頼関係の作り方や仕事の流れも覚えられます。収益化したり単価交渉したりといったスキルは、実践で勉強するのがおすすめ。

特に、初心者はクライアントとのやり取り自体が初めてなので、やり取りする中でクライアントが単価についてどう考えているのか学ぶようにしましょう。

ライターとして稼ぐためには、まずは信頼関係をつくることが最も大切です。記事の質がよければその分評価は上がりますが、返信が遅かったり締め切りに間に合わなかったりすると、一気に信頼度が下がります。

まずは、基本的なコミュニケーションスキルを身につけながら、クライアントとのやり取りに慣れましょう。

STEP3. 実際に交渉しながら単価アップを狙う

単価は、基本的に自分から交渉しないと上がりません。タイミングや言い方を勉強し、実際にトライしてみましょう。

実際、単価をアップできるかどうかはクライアント次第です。信頼関係を築き、現在の単価以上の仕事をしてると感じたら、単価交渉に踏み切ります。

タイミングは、月末など支払いの区切りになる時期がおすすめ。単価交渉をしてほしいと直接お願いするより、まずは将来的に単価アップの可能性があるのか聞きましょう。

しかし、単価交渉が上手くいくかどうかは、クライアントや会社の方針でだいぶ変わります。あまり期待しないようにしましょう。

単価交渉以外で収入を上げるなら、スキルアップの勉強を続けて最初から高単価の案件に応募するのがおすすめです。

【応用編】これからのライターに必要なスキルと勉強方法

これからライターとして働くなら、次のようなスキルも必要になってきます。

  • AIを使ったライティング技術
  • マーケティングやディレクターなどの複合型スキル

リモートワークなどIT業界がどんどん活気づいていく近年。ただ読みやすい文章を書くだけでは、なかなかほかの人との差別化は難しい時代になっています。

これから勉強を始める人が、ほかの人より頭1つ抜けたライターになるためのスキルと、その勉強法を紹介します。

AIを使ったライティング技術

AIを活用したリサーチや構成、ライティングの補助が当たり前になってきています。ChatGPTなどを活かす力も必要です。

私がライターを始めた2021年頃はまだまだAIが知られておらず、すべて自力で行っていました。

しかし、ここ数年でAIライティングと呼ばれるものが一気に増え、AIを使ったライティングの案件も多くなっています。

特に、ChatGPTを使ったライティングでは、次のようなスキルが必要です。

  • 正確なプロンプト作成スキル
  • ChatGPT任せにならず独自性のある記事をつくるスキル
  • ChatGPTが作成した記事の修正

まずは、自分でChatGPTを使ってみるのがおすすめ。私は、AIライティングのコツをChatGPT本人に聞くこともあります。

自分のブログでChatGPTを使ったり初心者歓迎のAIライティング案件で勉強したりするようにしましょう。

マーケティングやディレクションなど複合型スキル

近年ライターの数はどんどん増えており、ただ書けるだけでは選ばれにくくなってきました。「書ける+設計できる」が強みになる時代。
マーケティングや企画力、編集力も磨いていくと差がつきます。

ただし、これらのスキルはなかなかレベルが高く、ライティングとはまた違うジャンルになります。

クラウドソーシングなどで応募しても、実務経験がないと受からないことがほとんど。

私は、WEB制作会社に派遣社員として働いたり、すでに持っているクライアントに違うポジションの空きがないか聞いたりしていました。

また、ライター講座でもキャリアアップや他のスキルについて相談することができます。

ある程度スキルを磨いたら、エージェントなどで上のポジションを狙うのもおすすめ。

独学の勉強で稼げるライターになるなら効率アップがカギ

自己流でも十分に稼げるライターにはなれます。でも、時間やエネルギーを無駄にしないためには「効率のよい学び方」が重要。

インプットとアウトプットをバランスよく。ときには講座や他人の力を借りるのもアリです。最短ルートで「書いて稼げる自分」を目指しましょう!

無料体験や添削付きの講座もあるので、まずはライター講座の記事からどんなメリットがあるのかチェックしてみてください。
「あのとき始めてよかった」と思える一歩を、ぜひ今日から。