ライター向け勉強法を独学で月50万稼ぐ現役ライターが完全解説!練習のコツも

ライターは特別な資格が必要ない分、勉強の質によって稼げるかどうかが変わります。

私は独学でライターを始め、1人で勉強をして月50万稼げるフリーランスライターになれました。

本記事では、私がここまで稼げるようになったおすすめの勉強法やモチベーションの保ち方を詳しく解説します。

実際に経験した失敗や成功も紹介するので、ライターになれるか不安な人は、この記事を読んで前向きな気持ちで勉強を始めましょう。

目次

ライターの勉強の全体像|必要なスキルやロードマップを知ろう

ライター 勉強 イメージ

「文章を書くのが好き」だけでは、仕事にするのは難しいのがライター。稼いでいくには、学ぶべきことがたくさんあります。

しかし、私は完全独学でフリーランスライターとして月50万円まで稼げるようになりました。必要なスキルを知って、効率よく学べば独学でも立派なライターになれます。

ここではまず、ライターに必要なスキルと成長のステップを紹介します。

必要なスキル

Webライターに必要な主なスキルは、次の5つです。

  • ライティングスキル
  • SEOライティングスキル
  • リサーチスキル
  • ツール使用スキル
  • コミュニケーションスキル

5つもあると、多いと感じるかもしれません。しかし、どれも勉強すれば身につけられるスキルなので安心してくださいね。

理解しやすい文を書くライティングスキル

読者がスラスラ読める文章にはコツがあります。構成や語彙選び、文章のリズムなどを意識するのがポイント。

ライターには、読者目線を持って文章を書いていくスキルが必要です。

読みやすく、すぐに必要な情報が見つけられる文章でなければ、読者はすぐに離れていきます。

特に、WEBサイトの記事を見にくる読者は、本のようにじっくり読もうとはしません。ライティングスキルは、ライターの基礎中の基礎となるスキルです。

SEOライティングスキル

SEO(Search Engine Optimaization)は、検索結果で上位に表示されるための施策のことです。WEBサイトの記事は、たくさんの人に見られることに価値があります。

そして、たくさんの人に見てもらうためには、検索してすぐに見つけてもらう必要がありますよね。

自分の書いた記事を検索結果の1番上に表示させるためには、Googleに良質な記事だと認識してもらう必要があります。

Googleに評価してもらうための施策をSEOと呼びます。SEOはライターのスキルの中でも専門的なスキルになるため、インプットが非常に重要です。

そして、SEOスキルがあれば案件を獲得できる確率が上がることが多く、しっかり稼ぎたい人には必須のスキルです。

リサーチスキル

正しい情報を集められないと、信頼される文章は書けません。検索力・取捨選択力・出典のチェックも大切です。

また、リサーチは正しさだけでなく、スピードも重要なポイント。最初のうちはリサーチに時間を取られることが多く、記事作成に時間がかかります。

リサーチスキルは、必要な分の正しい情報をいかに早く集められるかが問われるスキルですね。

WordPressなどツールを使うスキル

納品や入稿でよく使われるのがWordPressなどのツールです。基本的な使い方を覚えると、仕事の幅が広がります。

ワードやGoogle Documentで納品する仕事もありますが、WordPressの入稿までが作業に含まれている案件も多いです。

また、SEO関連やネット上のやり取りで使用するものもあり、ライター周りで使うツールを使えることも重要です。

初心者がまず使えるようになった方がいいのは、次の3つのツールです。

ツール名 内容
WordPress(ワードプレス) 記事を入稿するためのソフトウェア
Chatwork(チャットワーク) ビジネスチャットツール
Google Document(グーグルドキュメント) 無料で文書の作成ができるワードのようなソフト

私が独学で学んだ際も、最初に使い方を覚えたのがこの3つのツールでした。この3つさえ使えれば、半年ほどはツール関係で困ることはありませんでした。

コミュニケーションスキル

ライターは一人で完結する仕事じゃありません。クライアントとのやり取りやフィードバック対応も大事な仕事の一部です。

また、コミュニケーションのほとんどがオンライン上で行われます。文章だけで好印象を与えたりスピーディーに返信したりと、オンラインで信頼関係を作る必要があります。

ステップ別ロードマップ

ライターとしての成長は、以下のような段階が目安です。

  1. 情報収集・勉強を始める
  2. ブログやSNSで発信する
  3. クラウドソーシングなどで実績を作る
  4. 継続案件を増やして収入を安定させる
  5. 専門分野や高単価案件にチャレンジ

長いステップのように感じるかもしれませんが、1〜3ステップは同時並行できます。一歩ずつ積み重ねれば、着実にステップアップが可能です。

勉強はどのステップでも大切になりますが、ステップ4やステップ5に行く前に勉強時間を多めに取るのがおすすめです。

まずは、ステップ1でインプットをし、ステップ2やステップ3でアウトプットします。そのあとは、ステップ1〜3を繰り返しながらステップ4〜5を目指すようにしましょう。

【インプット】知識を身につけるライターの勉強方法

完全独学でマスターした現役ライターの私がおすすめする、インプットのための勉強方法は、次の4つです。

  • WEBサイトやYouTubeで学ぶ
  • 本を使って学ぶ
  • 講座やセミナーを受ける
  • 検定を受けて資格を取る

インプットの質はライターとしての基盤になります。私が実際に行って効果があった方法から、やっておけばよかったと後悔するほどよい方法までまとめて紹介します。

WEBサイトやYouTubeで学ぶ

ライター 勉強 インプット法1 youtubeやサイトで学ぶ

  • 完全無料で基礎知識を学びたい人
  • 学びたい内容がはっきりしている人
  • スキマ時間に気軽に勉強したい人

【メリット】

  • お金を一切かけずに勉強できる
  • 場所や時間問わず学べる
  • 情報量が多い

【デメリット】

  • 正しい情報を選ぶ必要がある
  • どの情報を信じていいかわからないことがある
  • 学びたい内容を決めて自分で調べなければいけない

WEBサイトやYouTubeにはライターのための有益な情報が多く、無料で学べるコンテンツは豊富にあります。

実際、私もライターに関するほとんどの知識をWEBサイトの記事やYouTubeの動画から学びました。

完全無料でライターの基礎を学べ、移動中など好きな時間に勉強できるのもうれしいポイント。

ただし、自分で一から情報を探す必要があり、情報の質が悪いこともあります。自分で情報の取捨選択ができる人におすすめ。

本を使って学ぶ

ライター 勉強 インプット法2 本で学ぶ

  • 活字の方が頭に入ってきやすい人
  • 信頼性のある情報から効率よく学びたい人
  • 費用を抑えてプロの知識を身につけたい人

【メリット】

  • プロの知識を自宅で学べる
  • セミナーや講座より費用を抑えられる
  • レビューなどから自分に合うものが見つかりやすい

【デメリット】

  • 実践的な知識を身につけるのが難しい
  • 外出先や移動中に学びにくい
  • WEBサイトやYouTubeと比べると費用がかかる

本は体系的に知識を学びたい人におすすめ。ライティングやSEOなどテーマ別に深掘りできます。

活字の方が頭に入ってきやすい人やネットの情報に不信感がある人は、本でライターのスキルを身につけるのがおすすめです。

費用はかかりますが、セミナーや講座よりは安くすみます。また、レビューを見て自分に合う本も見つけられるので、自分に必要な教材を選ぶのが苦手な人にも向いています

ただし、体系的な知識はよく学べますが、実践的な知識は学びにくい印象。私はすぐに実践的なスキルを身につけたかったので、あまり本での勉強はしませんでしたね。

講座を受ける

ライター 勉強 インプット法3 ライター講座で学ぶ

  • 最短ルートでライターに必要なスキルを勉強したい人
  • 体系的な知識と実践的な知識の両方を学びたい人
  • プロに質問しながら知識を自分のものにしたい人

【メリット】

  • プロと一緒に効率よく勉強できる
  • プロへの質問や添削で自分だけの勉強法が見つかる
  • 実績や案件獲得につながることもある

【デメリット】

  • 高額な費用がかかることがある
  • 講座の内容によっては実践的なスキルが身につかないことも

ライター講座は「独学だと限界を感じる・・・」という人にぴったり。添削付きの講座なら、自分の弱点も見つけやすいです。

講座を受ければ、プロが体系的な知識と実践で使える知識の両方を教えてくれるので、最短ルートでライターに必要なスキルを学べます。

プロに質問したり添削してもらえたりするほか、講座修了後に案件を紹介してくれる場合も。

正直、私も最初に講座の存在を知っていたら受けていたと思います。

自分に合う講座さえ選べば、勉強法としては本当に優秀です。費用がかかるのが唯一のデメリット。しかし、無料説明会や割引制度を実施しているライター講座もあるので、予算内に収まるものが見つかる可能性が高いです。

検定を受けて資格を取る

ライター 勉強 インプット法4 ライター検定を受ける

  • モチベーション維持が苦手な人
  • 資格など実績を作りながら勉強したい人
  • 勉強そのものが好きな人

【メリット】

  • 初心者には実績づくりのチャンスにもなる
  • モチベーションが保ちやすい
  • セミナーや講座を受けられることがある

【デメリット】

  • 指定教材の購入や受験に費用がかかることがある
  • 対策に時間がかかって実践的なスキルが身につきにくい
  • 重要度が低い知識も覚えなければいけない

ライターは資格がいらない仕事ですが、資格を持っていることで信頼や自信にもつながります。スキルの証明としてプロフィールに活かせます

特に、初心者の場合は検定に向けて勉強して体系的な知識を身につけ、検定に受かれば実績にもなります。

教材費や受験料を払えば、セミナーや講座がついてくることもあるので、より深く学べますね。

しかし、試験対策自体に時間がかかって、実践的なスキルを学ぶ時間が取れないことがあります。さらに、試験に受かるために、重要度の低い知識もしっかり頭に入れなければいけません。

【アウトプット】実践力がUPするライターの勉強方法

よりライターとしての実践力をつけるために、おすすめするアウトプットの勉強方法は次の3つです。

  • ブログを運営する
  • SNSで文章を発信する
  • クラウドソーシングなどで仕事をする

インプットのみの勉強だと、実際のライターで使える知識がなかなか身に付きません。書いて、発信して、フィードバックをもらってこそ力がつきます。

ここからは、私が実際にやった方法を詳しく紹介します。すぐにライターの仕事で使える知識を勉強したいなら必見です。

また、アウトプットでは、どの方法を行ったとしても繰り返し練習することが大切です。

ブログを運営する

ライター 勉強 アウトプット法1 ブログ運営

  • WEBサイトの構造なども実践で学びたい人
  • SEOスキルを学びたい人
  • 編集やディレクションなど上のポジションも興味がある人

【メリット】

  • 上手くいけば稼げる可能性がある
  • 実践的に学べるスキルの種類が多い
  • 興味のあるジャンルで勉強できる

【デメリット】

  • ブログ立ち上げまでに時間がかかることがある
  • デザインなどライティング以外に時間を取られる

まずは自分のメディアを持って書いてみましょう。ネタ選びや文章構成、アクセス分析など、実践的に学べます。

自分のメディアと聞くと、なんだか大変なイメージを持つかもしれません。しかし、ブログをつくるのは意外に難しくないんです。

実際、私は超初心者のころにブログを立ち上げました。簡単ではありませんでしたが、これもWordPressを使えるようになる勉強になりました。

また、立ち上げたあとは、記事を投稿したり記事を見てくれる読者の数をチェックしたりすることができます。

WEBサイト運営について実践的に学べ、SEOスキルや記事管理能力なども勉強できます。つまり、アウトプットだけでなくインプットも同時にできちゃうんです。

ただし、ブログ立ち上げやデザインの設定自体に時間が取られることがあります。すぐにでも実践的なスキルを身につけたい人にはやや不向きです。

自分にブログが本当に必要なのか知りたい方は、以下の記事をチェックしてくださいね。

関連記事

ライターをやるならブログで実績をつくろう!とよく言われますが、何だか面倒そうだし、本当に作った方がいいのかわからない・・・という人も多いはず。 ブログはライターの実績づくりやスキルアップに非常におすすめですが、仕事やインプットも同時進[…]

ライター ブログ アイキャッチ

SNSで文章を発信する

ライター 勉強 アウトプット法2 SNSで発信

  • 印象に残る文章を作りたい人
  • 気軽に楽しくアウトプットしたい人
  • ほかの人と交流したい人

【メリット】

  • 短い文章で伝える練習ができる
  • 情報交換や最新情報入手もできる
  • 一緒に頑張る仲間をつくれる

【デメリット】

  • 仕事で使うようなアウトプットはできない
  • そのままSNSを見てダラダラしてしまうリスクがある

SNSを使って学んだことをまとめて書くことで、隙間時間に手軽にアウトプットができます。短文で伝える練習にもなるので、限られた文字数で印象的な文章を作りたい人にもおすすめ。

また、共感や反応が得られるとモチベーションにもつながります。同じライター仲間と交流できるので、情報交換をしたり最新情報を入手できたりするのもメリット。

ただし、仕事でそのまま使うような練習はやや難しいのがデメリットです。より仕事につながるアウトプットをするなら、ブログがおすすめです。

クラウドソーシングなどで仕事をする

ライター 勉強 アウトプット法3 仕事をする

  • すぐにお金を稼ぎたい人
  • プロからのフィードバックをもらいたい人
  • リアルな現場で知識を活かしたい人

【メリット】

  • 上手くいけばライターとして稼げる
  • プロからの修正やフィードバックをもらえる
  • ライターとしての実績もつくれる

【デメリット】

  • 仕事をこなすことに時間を取られることがある
  • 質の悪い案件に当たることがある

初案件は緊張しますが、ここで得られる経験は大きいです。特に、クライアントからのフィードバックは貴重な学び。

ライターのよいところは、すぐに実践の場をつくれるところです。私もライターを始めて数週間ですぐにクラウドソーシングサイトに登録しました。

そして、実際にクライアントとやり取りし、学んだ知識を活かしながら案件をこなすことで、稼ぎながらアウトプットもできました。

また、クライアントからフィードバックももらえるので、そこでインプットもできます。

そのため、すぐにライターとして働き始めたい人やリアルな現場でアウトプットしたい人は、ぜひクラウドソーシングサイトを利用してみてくださいね。

勉強で得た知識を自分のものにするライター向け練習法

ここからは、ブログやSNS、ワードなどを使って実際に行うアウトプットの具体的な練習方法を紹介します。

完全独学でライティングスキルを学んだ私が行っていた練習方法は、次のとおりです。

  1. キーワードとお手本にする記事を決める
  2. キーワードリサーチをして記事に入れたい内容を決める
  3. SEOを意識して構成を考える
  4. PREP法などわかりやすい文章構成を決める
  5. リサーチしながら文章を要約してみる
  6. STEP4.5を繰り返しながら文章を書いていく
  7. WordPress入稿や画像編集をする

ここからは、私が実際に行っていたライターのための練習方法や注意点を解説します。

【STEP7】ライター向けアウトプットの具体的な方法

これから紹介するSTEP1〜7を繰り返して記事を書き続けることで、ライターとしてのスキルを伸ばしてより稼げるようになりますよ。

STEP1. キーワードとお手本にする記事を決める

ライター 練習方法STEP1

まずは、練習の土台となるキーワードを決め、そしてそのキーワードに対する記事で最も良いと感じるものをお手本記事として選定しましょう。

初心者の方は興味のあるジャンルからキーワードを選び、中級者や上級者はビッグキーワードかミドルキーワードから選ぶのがおすすめです。

初心者の方は、まずは書くことに慣れたり基本のライティングスキルを磨いたりすることが大切です。

興味がないキーワードだと練習のモチベーションが下がってしまうので、まだ記事を書くことに慣れていない方は書きたいキーワードを選んでくださいね。

一方、中級者や上級者はよりレベルの高い記事を見て、自分の記事の改善点を見つけるのがおすすめ。

個人ブログなどドメインパワーが弱そうなのに、ビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示している記事は品質が高い可能性があります。

自分の中で、レベルが高い!と感じる記事があればピックアップしましょう。

STEP2. キーワードリサーチをして記事に入れたい内容を決める

ライター 練習方法STEP2

次に、構成を決める前段階としてキーワードリサーチをします。

キーワードリサーチの練習をする際は、次のポイントを意識するのがおすすめです。

  • なるべく短時間で記事に使えそうな情報を見つける
  • 競合記事が落としている内容は必ず拾う
  • 読者の立場になって考える

キーワードリサーチは、最初は時間がかかることが多いです。練習を重ねるうちに、効率よく正確な情報を手に入れられるようになります。

時間を測りながら行うことで、段々リサーチのスピードが速くなっていく感覚を味わえるので、練習のモチベーションを保ちやすくなります。

また、競合記事やお手本となる記事に書かれていない情報は、要チェックです。狙っているキーワードを検索する読者が知りたい情報であれば、拾うのがおすすめです。

いずれも、読者の立場になって考えながらリサーチをしましょう。読者には、リサーチする時間をかけずに自分の記事だけで満足してもらえることが最も重要です。

リサーチの際に必要な情報のみを選び、読者が必要とする内容を選ぶ能力は、練習で伸びていきやすいスキルです。

最初はなかなか情報の取捨選択ができないかもしれませんが、常に読者の立場になって何度も何度もリサーチすることで、段々と選べるようになります。

STEP3. SEOを意識して構成を考える

ライター 練習方法STEP3

次は、リサーチした内容をもとにSEOを意識した構成を考えていきます。

構成の練習をする際のポイントは、次の3つです。

  • 構成全体を見たときにきれいかチェックする
  • 記事で伝えたいことを明確にする
  • 読者が知りたい順番やストーリーを意識して見出しを並べる

構成はきれいで見やすく、伝えたいことが明確になっていることが大切です。

構成を作る練習をするたびに上記のポイントをチェックすることで、構成をパッと見ただけで良い見出しか判断できるようになります。

また、構成の順番も非常に大切です。読者が知りたい順番になっているか、最初の見出しを読んだ読者が次に知りたい情報を並べているかなどをチェックします。

これも練習を重ねるうちに、このキーワードで検索している読者はこれを先に知りたいな・・・というのが感覚的にわかってきますよ。

STEP4. PREP法などわかりやすい文章構成を決める

ライター 練習方法STEP4

見出しが決まったら、いよいよ文章を考えていきます。まずは、見出し1つ1つの文章をていねいに作っていきましょう。

1つの見出しの中で、伝えたいことが明確になっていることが大切です。

ライティングでは、PREP法が使われることがあります。PREP法とは、次の順番で文章を書くことです。

  1. Point(結論):見出しで最も伝えたいことを書く
  2. Reason(理由):なぜその結論になるか理由を書く
  3. Exsample(具体例):理由の説得力を増すために具体例を提示する
  4. Point(結論):もう一度結論を入れる

個人的には、いつも具体例を入れたり2回結論を繰り返したりすると、くどいのでたまに使っています。

このような感覚も、文章構成を決める練習をしていくことでわかってきます。

最初はPREP法だけを使ってもいいので、どのような構成が読者にとってわかりやすいか考えてみましょう。

STEP5. リサーチしながら文章を要約してみる

ライター 練習方法STEP5

文章の構成が決まったら、リサーチした内容の中で必要な情報だけを文章にしていきます。ここでは、文章を要約する力が重要です。

文章を要約して必要なことだけを入れる能力も、何度も書いていくことで上達します。

STEP6. STEP4.5を繰り返しながら文章を書いていく

ライター 練習方法STEP6

STEP4とSTEP5で1つの見出しが完成します。あとは、これを繰り返して記事を完成させましょう。

記事を書くときは、必ずしも上から順番に書く必要はありません

例えば、おすすめの化粧水のランキング記事であれば、先にランキング紹介の見出しを書いた方が、各商品の違いがわかるので、そのあとの化粧水の選び方の見出しが書きやすくなります。

これも練習していく中で、自分のスタイルを確立しましょう。

STEP7. WordPress入稿や画像編集をする

ライター 練習方法STEP7

記事が完成したら、Wordpressに入稿したり編集した画像を入れたりすることで、基本ツールを使う練習もできます。

記事を書くだけでもライティングスキルやリサーチスキルを伸ばすことが可能です。

しかし、Wordpressや画像編集もそのまま練習してしまえば、ついでにツールの使い方をマスターできるので、より幅広い案件を獲得できるようになります。

ライターのための練習をする際の注意点

ライターが練習する際は、次の3点に気を付けましょう。

  • 練習に時間を費やし過ぎない
  • 常に読者の視点で書くようにする
  • 1記事を書くのにかかる時間も計っておく

ただ練習するだけでは、なかなかライターとしてのスキルは身につきません。

私が実際に練習する中で、気を付けた方が良い点をまとめました。ぜひ参考にしてください。

練習に時間を費やし過ぎない

ライターは練習のアウトプットだけでなく、インプットも非常に大切です。

ライティングスキルだけでなく、さまざまなツールや膨大なSEO知識も身につける必要があります。

そのため、練習だけに時間を費やさず、学ぶ時間も必ず取るようにしましょう。

個人的には、全体の75〜85%は実践的に学んで新しい知識を入れると良いと考えています。

ただし、理解できない部分がある方やなかなかライティング能力に変化がない方は、練習を少し多めにするのがおすすめです。

常に読者の視点で書くようにする

練習のときでも、常に読者の視点で書くことを忘れないようにしましょう。

1人1人で黙々と書いていると、どうしても自分が理解しやすい文章を書いてしまいがちです。確かに、練習で書く記事は誰にも見られないかもしれません。

しかし、実際の仕事では、読者が求めているわかりやすい文章を書かなければいけません。そのため、1人で記事を書くときも読者目線でわかりやすい記事を意識することが大切です。

1記事を書くのにかかる時間も計っておく

ライターとしてスキルを上げるためには、短時間で質のよい記事を書くことが大切です。そのため、練習する中で1記事を仕上げるのにかかる時間を測っておくのがおすすめです。

急いで書く必要はありませんが、スピーディーな執筆を心がけることで効率よく記事を書けるようになります。

いくらスキルがあっても、1記事に何十時間もかかるようでは、いつまで経っても稼げるようになりません。

フリーランスとして稼ぎたい方や社内でも高品質な記事をたくさん書きたい方は、時間を計りながら練習しましょう。

【体験談】完全独学ライターが勉強しながら体験した成功と失敗

ここからは、実際に私が独学でライターになるまでに経験した成功談と失敗談を詳しく紹介します。

実際に自分で勉強した人の体験談を聞くことで、自分が勉強する際の注意点やメリットが詳しくわかります。

これからライターの勉強をする上で不安が大きい人は、ぜひ参考にしてくださいね。不安なのはあなただけではありません。

案件を通して勉強したら3ヶ月でプロクラウドワーカーに

私は、まず最初の数週間でブログを立ち上げ、WEBサイトでライティングの基礎を学びました。もちろん、ブログの運営の仕方もWEBサイトで調べました。

そのあと、クラウドソーシングサイトで初心者歓迎の仕事に片っ端から応募しましたが、これはスキルを学ぶことを目的としたものです。

ライターとしてお金を稼ぐ実感を感じながら、「初心者歓迎!」「スキルを学べる!」と書かれた案件に応募しました。

そうすると、完全初心者にもかかわらず、意外に案件をゲットできたんです。そこから、低い単価でも勉強になりそうだと感じたら、とにかく応募してどんどんタスクをこなしました。

私はクラウドワークスを使って仕事をしていたのですが、なんとライターについて勉強し始めて経った3ヶ月でプロクラウドワーカーに認定されたんです。

プロクラウドワーカーの認定基準は、次のようになっています。

  • 納品完了率90%以上
  • クライアントからの総合評価4.8以上
  • 獲得報酬額が月間200位以内
  • スカウト数5回以上
  • コミュニケーション評価4.8
  • プロフィールと自己PR入力済

参考:クラウドワークスより

こう見ると、私みたいな超初心者がなぜ認定されたのか・・・と思いますが、その当時は毎日のようにクラウドワークスを使っていたので、その頑張りが認められたのかもしれません。

私にとって初めての実績だったので、すごくうれしかったのを覚えています。

完全独学でも、プロクラウドワーカーに認定されるほどスキルを身につけることができたので、1人で頑張れるか不安な人もきっと大丈夫ですよ。

たった2ヶ月でマニュアル作成を任された

クラウドワークスで仕事をしていたときに、マニュアル作成を任されたこともあります。

完全独学でありながら、案件を受注するたびにマニュアルやクライアントからのフィードバックを徹底的に読み込んでいました。そのため、勉強を始めて約2ヶ月でも、すでにライターに関する基礎知識は身についていました。

マニュアル作成を任された案件も最初はライティングだけでしたが、そのライティング力が認められ、ほかのライターの手本となる仕事を依頼されるようになったんです。

初心者でも独学でしっかり基礎を学び、信頼関係を築くことで大きな仕事を任せてもらえるようになります。

ライターはよくも悪くも年数は関係ありません。3年やっていてもスキルがなければ仕事がなく、数ヶ月でもスキルがあればどんどん仕事が入ってきます。

非効率な勉強で収入が半年間上がらなかったことも

独学でどんどんステップアップしていった私ですが、もちろん挫折しかけた経験もあります。

ライターを始めて半年くらい経ってから、収入が頭打ちになりました。急に収入が増えなくなり、採用率も下がりました。

そこから半年間はほとんど収入が変わらず、自分には才能がないのかな・・・と悩んだことも。

結局、SEOスキルをさらに伸ばしたり一度WEB制作会社で働いたりし、実績を増やすことでこの壁を乗り越えました。

しかし、すぐに原因はわからず、悶々とした日々を過ごしました

実はこんなとき、ライター講座を活用するのが近道なんです。プロから直接フィードバックがもらえる環境で、効率よくスキルアップを目指せます。

昔の私はライター講座なんてものがあると知らなかったので、すべて自力で勉強しましたが、知っていたら絶対に受けていたと思います。

大きい費用がかかるものばかりではなく、費用を抑えて始められる初心者向けの講座も豊富です。初期投資だと考えたら、安いと感じる講座が多くあります。

効率よくインプットとアウトプットを繰り返したい人や自分流の勉強法を見つけるのが苦手な人、何から手を付けたらいいかわからない人はライター講座を検討してみてください。

あのときにライター講座を知っていれば、プロからアドバイスをもらいたかったなあと結構本気で思っています。

以下の記事では、ライター講座の必要性や仕事での活かし方、受講前に知るべき注意点まで詳しく解説しています。

関連記事

ライターが受けられる講座は、ライティングの基礎だけでなく、SEOや案件交渉術まで実践的なスキルを幅広く学べるのが特徴です。 とはいえ、ライター講座は費用もかかるので、口コミなどから自分が受けるべきなのかしっかりと知っておきたいですよね[…]

ライター 講座 アイキャッチ

ライターの勉強を継続するためのコツ|モチベ対策や習慣化

ライターの勉強を継続するためのコツは、次の3つ。

  • 時間管理とタスク設定を工夫する
  • インプットよりアウトプットに時間をかける
  • 仲間との交流でモチベーションを保つ

ライターの勉強は継続が命。続けられないと意味がないので、習慣化のコツを紹介します。

私自身、結構な飽き性なので、何度もモチベーションが下がったり締め切り前に急いでやったりと、お手本とはいえない勉強ルーティーンを繰り返していました。

しかし、上記の3つの方法で、今では立派なフリーランスライターとして働くことができています。

時間管理とタスク設定を工夫する

ライター 勉強 カレンダー例

上の画像は、私が実際にやっているタスク管理の表です。フリーランスのため、平日もびっちり詰まっていますが、土日だけでももちろん構いません。このようにスキマ時間を活用しながら勉強時間を確保しましょう。

いつでも仕事していいよ!といわれると、なかなかやらないものです。学校の授業は嫌でしたが、それでも時間管理としてはよかったんだなと思っています。

まずは、月水金の午前中に勉強するというように時間を決めてしまうのがおすすめ。平日に仕事がある人は、土日の午前中だけでもOKです。

個人的には午前中に設定することで、集中力が高まるのでおすすめです。1日の後半になればなるほど、パソコンの前に向かうのが面倒になります。

また、1日で何を勉強するのかタスクを決めてしまうことも大切です。毎日、何を勉強しようかなと考えていると、その日の気分で変わってしまいます。

案件をもらったら、提出締め切りまでのタスクも決めてしまいましょう。グーグルカレンダーなどのカレンダー機能を使うのがおすすめです。複数タスクがある方は色分けします。

インプットよりアウトプットに時間をかける

読むだけで終わらず、必ず「書く」ことに時間を使いましょう。アウトプットをすることで知識が自分のものになると、ライターの勉強をしていてよく感じます。

インプットとアウトプットの割合は、3:7くらいがおすすめ。しかも、インプットだけだとだんだん飽きてきてモチベーションが下がることも多いです。

楽しくライターの勉強を継続するなら、ブログで記事を書いたり仕事を受注したりして、どんどんアウトプットしていきましょう。

仲間との交流でモチベーションを保つ

SNSやオンラインサロン、ライター講座の講義などで仲間を見つけるのも効果的です。

ライターはどうしても、孤独との戦いになります。パソコンに向かって記事を書くだけの日々は、つらいですよね。

勉強していても、それが自分のスキルになっているか実感が湧きにくく、段々とモチベーションも下がります。

そんなときは、ライター仲間を見つけてやる気アップがおすすめ!

Xやライター向けオンラインサロン、ライター講座にはライターを志す人が多くいるんです。特に、近年はリモートワークできる副業が流行っています。

自宅で簡単に始められるライターはじわじわと人気が高まっているので、ぜひ同じ志をもつ仲間を探してみてくださいね。

【応用編】これからのライターに必要なスキルと勉強方法

これからライターとして働くなら、次のようなスキルも必要になってきます。

  • AIを使ったライティング技術
  • マーケティングやディレクターなどの複合型スキル

リモートワークなどIT業界がどんどん活気づいていく近年。ただ読みやすい文章を書くだけでは、なかなかほかの人との差別化は難しい時代になっています。

これから勉強を始める人が、ほかの人より頭1つ抜けたライターになるためのスキルと、その勉強法を紹介します。

AIを使ったライティング技術

AIを活用したリサーチや構成、ライティングの補助が当たり前になってきています。ChatGPTなどを活かす力も必要です。

私がライターを始めた2021年頃はまだまだAIが知られておらず、すべて自力で行っていました。

しかし、ここ数年でAIライティングと呼ばれるものが一気に増え、AIを使ったライティングの案件も多くなっています。

特に、ChatGPTを使ったライティングでは、次のようなスキルが必要です。

  • 正確なプロンプト作成スキル
  • ChatGPT任せにならず独自性のある記事をつくるスキル
  • ChatGPTが作成した記事の修正

まずは、自分でChatGPTを使ってみるのがおすすめ。私は、AIライティングのコツをChatGPT本人に聞くこともあります。

自分のブログでChatGPTを使ったり初心者歓迎のAIライティング案件で勉強したりするようにしましょう。

マーケティングやディレクションなど複合型スキル

近年ライターの数はどんどん増えており、ただ書けるだけでは選ばれにくくなってきました。「書ける+設計できる」が強みになる時代。
マーケティングや企画力、編集力も磨いていくと差がつきます。

ただし、これらのスキルはなかなかレベルが高く、ライティングとはまた違うジャンルになります。

クラウドソーシングなどで応募しても、実務経験がないと受からないことがほとんど。

私は、WEB制作会社に派遣社員として働いたり、すでに持っているクライアントに違うポジションの空きがないか聞いたりしていました。

また、ライター講座でもキャリアアップや他のスキルについて相談することができます。

ある程度スキルを磨いたら、エージェントなどで上のポジションを狙うのもおすすめ。

独学の勉強で稼げるライターになるなら効率アップがカギ

自己流でも十分に稼げるライターにはなれます。でも、時間やエネルギーを無駄にしないためには「効率のよい学び方」が重要。

インプットとアウトプットをバランスよく。ときには講座や他人の力を借りるのもアリです。最短ルートで「書いて稼げる自分」を目指しましょう!

無料体験や添削付きの講座もあるので、まずはライター講座の記事からどんなメリットがあるのかチェックしてみてください。
「あのとき始めてよかった」と思える一歩を、ぜひ今日から。