「女性が海外でフリーランスなんて自由で楽しそうだけど実際どうなんだろう?」
「女性でも海外フリーランスとして活躍できるの?」
「安定した環境から離れるのは不安だな・・・」
海外でのフリーランス生活は、なんだか自由で憧れますよね。でも実際のところ、働き方や仕事の見つけ方など気になることはたくさんあるはずです。
私ゆんは現在ドイツのベルリンでライターをしている28歳女性です。海外にきて2年ほど経って、海外で女性がフリーランスをするメリットやデメリットをたくさん発見しました。
そこで、本記事ではそんな私が女性の海外フリーランスの実態を徹底解説します。女性が海外でフリーランスをするための準備や仕事の見つけ方も詳しく紹介するので、日本を飛び出して自由に働きたい女性は必見です!
現役海外在住ライターが紹介!女性海外フリーランスの1日
まずは、女性が海外でフリーランスをしているイメージがつかない方のために、私のとある1日を紹介します。
8:30~起床
9:15~メールなどチェック
9:30~仕事探し
10:30~家で仕事(ライティング)
12:30~おひるごはん
14:00~友達とカフェ
18:00~夜ごはん
19:30~家で仕事(ライティング)
21:30~スマホをいじってだらだら
22:30~入浴・歯磨き
0:00〜就寝
女性海外フリーランスの朝はのんびりスタート
朝8:30に起床して、歯磨きやストレッチを済ませたら朝ごはんを食べます。
朝の準備を済ませたらまずはメールチェック。私は日本にある会社とリモートワークで仕事をさせてもらっていて、時差の関係で返信が遅れやすいので朝になるべく返信するようにしています。
私が住んでいるドイツと日本の時差は8時間なので、私がメールを返信している時間帯は日本だと夕方頃になります。
一通り終わったら、その流れで仕事探しをすることも多いです。フリーランスはやはり不安定な職業なので、急に仕事がなくなることも少なくありません。
また、自分のスキルが上がってきてもっと効率よく稼ぎたいと思ったときは、より単価の高い仕事を探すこともあります。
仕事探しを終えたらようやく仕事開始です!私はパソコン1つで稼げる仕事なので、いつも家か近くのカフェで作業しています。
女性海外フリーランスの午後はカフェやお出かけも
この日はお昼ご飯を食べたあと、友達と会うためにカフェに行きました。フリーランスは時間調整ができるので、好きな時間に友達と会えるのがうれしいポイントです。
また、ドイツは地下鉄やバスがよく遅れたりストライキで運休になったりしますが、仕事にその影響が出ないのも個人的にはフリーランスの大きな魅力です!
友達とたっぷり話したら家に帰って夜ごはんを食べちゃいます。そのあともう一度仕事を再開し、だらだらして0時頃には就寝という流れです。
女性海外フリーランスの勤務時間は1日4時間!?
私のとある1日を振り返ると、勤務時間はたったの4時間でした。もちろん、8時間仕事をするときもありますが、4時間どころか3日以上仕事をしない日もあります。
海外でのフリーランスは、自由に時間を使えてその国をたっぷり楽しむことができるんだなあと感じました。
確かに、私はドイツに来てから仕事で友達の誘いを断ったり予定を変更したりすることはほとんどありません。
ヨーロッパを旅行したいと思ったときは、旅行の1週間前に週5日8時間働いて、旅行中の1週間は全く仕事をしないということも可能です。
また、パソコン1つでできる仕事なら、旅行中のスキマ時間に仕事をすることもできちゃいますね。
女性の海外フリーランスは実際どう?実体験をもとにメリットを解説
ドイツ在住の私の1日を振り返りましたが、実際に私がこれまで海外でフリーランスをしてきて次のようなメリットを感じました。
- ワークライフバランスの取れた自由な働き方ができる
- 性別関係なくスキルで評価してもらえる
- 子育てや結婚など今後のライフプランにも柔軟に対応できる
実は女性が海外でフリーランスをするメリットはたくさんあり、ワークライフバランスやライフプランを優先した生活ができるんです。
また、フリーランスはスキルや実力が重視されるので、性別や年齢関係なく仕事を獲得できる環境なのも大きなメリットです。
ワークライフバランスの取れた自由な働き方ができる
まず、私が海外でフリーランスを初めて感じたのが、ワークライフバランスを取りながら自由に働けることです。
どこかの企業の正社員として週5日8時間働いた場合、土日に自分の予定を入れることが多くなります。
しかし、フリーランスならやりたいことに合わせて平日でも予定を調整でき、長期の旅行にも行くことができちゃいます。旅行の前後でいつもより多く仕事することもできますが、パソコンを持って行って旅行先で仕事することも可能です。
また、正社員なら自由に仕事を休むことができないので、友達の結婚式など大事なイベントがあってもいけないことがあります。
フリーランスなら予定が分かった直後に自分でスケジュールを調整するだけで、やりたいことや行きたいところに自由に行けちゃいます。
特に、海外にいると定期的に旅行やイベントに参加したいと思うことが多くなるはずです。
私は現在ヨーロッパに住んでいますが、行きたいと思ったときにヨーロッパ内を旅行できたとき、フリーランスでよかったなとひしひしと感じます!
性別関係なくスキルで評価してもらえる
フリーランスはよくも悪くも実力主義です。性別や年齢に関係なく、スキルや実績さえあれば仕事を獲得しやすい世界なので、年齢や性別が気になる方にもおすすめの職業です。
年功序列の企業に勤めていると、いくら頑張っても実力が評価されず給料も上がらない・・・なんてことがたくさんあります。
特に、1つの職種に長く勤めている方や専門的なスキルを持っている方はフリーランスを始めることで、一気に収入が跳ね上がる可能性があるのでおすすめです!
海外はジェンダー平等への取り組みが進んでいる場合も多く、もちろん女性で管理職や上のポジションを狙うこともできます。
子育てや結婚など今後のライフプランにも柔軟に対応できる
女性のライフプランに合わせられるのもフリーランスの大きなメリットです。女性には次のようなライフプランの変化が考えられます。
- 結婚
- 出産
- 子育て
- 介護
ライフプランによって生活がガラッと変化するため、働き方も柔軟に変えていかなければいけません。
例えば、日本で出勤ありの企業に勤めていた場合、夫の転勤や妊娠で会社をやめたり休暇を取ったりする必要があります。その後、新しい仕事を見つけるのに苦労することや職場に復帰しにくいと感じることもあり、ライフプランに柔軟に対応できないケースが多いです。
しかし、フリーランスならどうでしょう。フリーランスは、時間や場所に関係なく働くことができるので、どんなライフプランの変化にも対応できます。
また、ビザさえあれば海外のどこでも働けるので、外国人の男性と出会って結婚しても変わらず仕事ができちゃうんです。
また、子育てや介護で忙しくなったら、仕事の量を減らすこともできます。無理して働く必要がないのでライフプランにあった働き方が可能です。
ビザや言語の壁がきつい!女性の海外フリーランスのデメリット
海外でのフリーランス生活は、自由で女性のライフプランの変化にも対応できる素晴らしい仕事ですが、次のようなデメリットもあります。
- ビザなど働く環境を整えるのが大変
- 言語の壁にぶつかることがある
- スキルや実績がないと仕事が見つかりにくい
やはり、海外で過ごすのはビザや言語の壁など大変なことも多いです。
しかし、現在ドイツで暮らしている私からみると、乗り越えられない問題ではないと感じています。
私が問題にぶつかったときに実際に行った解消法もあわせて紹介するので、海外にいく不安を解消したい方は必見です!
ビザなど働く環境を整えるのが大変
まずは、シンプルに最初は働く環境を整えるのが大変です。海外に行くと、日本人は外国人なのでビザを取らなければ働くことはできません。
ビザの種類によって職種や働く時間が制限されることがあり、行きたい国のビザについてよく調べておく必要があります。
ちなみに、私が住んでいるベルリンのビザについて簡単に紹介するので参考にしてください。
ビザの種類 | 内容 | 職種 | 時間 |
---|---|---|---|
ワーキングホリデービザ | 国のことを知るためのビザで誰でも取りやすい | なんでもOK | 現地だと同じ職場で6ヶ月しか働けない |
就労ビザ | 現地の企業に就職した人だけが取れる | 決められた職種 | 基本的に週5日7~8時間(週40時間程度) |
フリーランスビザ | フリーランスで働きたい人が取れる | 申請した職業のみ | 制限なし |
アーティストビザ | アーティストでフリーランスをしたい人が取れる | 申請した職業のみ | 制限なし |
学生ビザ | 現地の学校に入学した人のみが取れる | なんでもOK | 制限あり |
ベルリンにはほかにもビザがありますが、働けるビザはこんな感じになっています。
職業の制限があることもあるのでしっかりと確認しておきましょう。
ビザの準備は海外に住む日本人にとって労力のかかる問題です。まだ、日本にいる場合は海外に行く前にできる限り準備を終えてしまいましょう。
準備をするときは、必要な申請書類をしっかり揃えておくことが大切です。また、言語に不安がある方や英語が通じない国にいく方は、日本の大使館などでビザ申請を済ませておくのがおすすめです。
とはいえ、多くの日本人が海外でビザを取って働いているのであまり怖がる必要はありません。準備さえしておけば、問題ありません!
言語の壁にぶつかることがある
海外での生活は言語の壁にぶつかるのがデメリットです。フリーランスはパソコン1つで日本のリモート企業と仕事をすることもできますが、やはり買い物など日常生活は現地の言葉でやり取りしなければいけません。
私も日本企業とのリモートワークでフリーランスをしていますが、ドイツに来た当初は英語もドイツ語もほとんどできなかったので大変でした・・・。
しかし、言語を学んでいくうちにドイツ生活も楽しくなり、海外で生活できてるという自信に繋がってきました。
さらに、フリーランスで自由に働けるからこそ、語学学校に通う時間や勉強する時間をがっつり取れます。
また、ビザで職業に制限がなければ日本食のレストランなどで働いて語学勉強しながらお金を稼ぐのもおすすめです。
英語もドイツ語もわからない状態で海外に暮らし始めた私は、できないことや違いを思う存分楽しむことが大切だと思いました。
何を話しているかわからな過ぎて、周りの人がまるで宇宙人のように見えることもありますが、よく考えたら日本だと絶対体験できないことですよね!
文化や環境の違いを面白いなと思って過ごすことで、言語ができる頃にはその国を好きになれる可能性が高いです。
正直言語は簡単に習得できるものではありません。しかし、海外という環境を楽しみつつ、フリーランスとして自由に働いていくことで、気が付いたら宇宙人が人に見えてきますよ。
つまり、言語が理解できるようになってきます。実際私は、最初の頃ドイツを好きになれませんでしたが、今は大好きです。
スキルや実績がないと仕事が見つかりにくい
フリーランスは実力を評価してもらいやすい分、やはりスキルや実績がないと仕事が見つかりにくいのがデメリットです。
今まで勤めていた企業とは全く関係のない仕事でフリーランスを始める方は、未経験でもフリーランスができる職種か事前にチェックしておく必要があります。
また、IT系のスキルを身につけられるスクールなどに通って実力をつけるのもおすすめです。
海外で日本企業の仕事を探すときは、フルリモートになるため出社なしで働けるかも重要な確認事項です。
海外でのフリーランスだとフルリモートかつ時差があるため、やや仕事の幅が狭くなることがあります。
女性が海外でフリーランスの仕事を見つけるには、次のポイントを押さえておきましょう。
- 常に3~4のクライアントを持つようにしておく
- スキルなしで働ける案件から段々スキルありで効率よく稼げるものにシフトする
- 現地に住んでいないと使えないスキルをアピールする
- 連絡はすぐに返して時差があっても対応できるところを見せる
- フルリモートしやすい職種に絞って探す
フリーランスは不安定になりやすいので、常に複数のクライアントを持つことをおすすめします。また、効率よく稼げないと結局労働時間が長くなるので、スキルを身につけて単価をアップさせていくことも大切です。
海外フリーランスは日本に住んでいないことと時差があることがデメリットになりやすいです。
海外の情報を提供するライターなど現地に住んでいないとできないことをアピールし、時差があってもなるべく早く連絡を返すことでデメリットを解消しましょう!
また、IT系の職業だとフルリモートの求人が多いので、海外でも働きやすい職種を選ぶことで仕事が見つかりやすくなります。
女性が海外フリーランスをするときのおすすめの国3選!選ぶポイントも
いざ海外に行こうと思っても、国が多すぎてどこを選べばいいかわからないと思う方も多いはずです。
私は現在ヨーロッパに住んでいますが、周りのフリーランスの人からほかの国の働きやすさについて聞くことがあります。
今回は、今までの経験から女性の海外フリーランスでおすすめの国3選を紹介します。
ドイツ | オランダ | カナダ | |
---|---|---|---|
地域 | ヨーロッパ | ヨーロッパ | 北アメリカ |
ビザの取りやすさ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
フリーランスの働きやすさ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
女性の暮らしやすさ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
土地や文化で国を選ぶのももちろんOKですが、働きやすさで国を選ぶことで初めての海外フリーランスでも楽しく生活することができます。
【ドイツ】フリーランスビザあり!
- フリーランスビザは最長3年で長期滞在におすすめ!
- ベルリンなどにはフリーランサーがたくさんいて住みやすい!
- 言語と治安にだけ気を付けよう!
ドイツでは、フリーランスとしての活動に対するビザが用意されていて、最長3年と長期で住めるのがうれしいポイントです。
実際、私は現在ドイツのベルリンに住んでいますが、フリーランスで活動している人が非常に多く、日本人でも個人事業主やフリーランスとして生活している人を多く知っています。
ベルリンであれば英語が通じることも多いですが、基本的な会話や掲示板はすべてドイツ語です。最初は語学の壁にぶつかることもあるかもしれませんが、ドイツ生活は新しいことがたくさんで楽しいです。
ビザの条件も厳しすぎず、すでに仕事を持っていてある程度の収入があればフリーランスビザを取れます。
【オランダ】日本人は優遇してもらえる!
- 起業家ビザは日本人優遇措置で取りやすい!
- IT系などクリエイティブな分野でキャリアを築きやすい!
- 英語も通じるので言語の壁にぶつかりにくい!
オランダでは、日本人にとっても働きやすい環境が整っています。多様性に富んだ社会や国際的なビジネス環境があり、英語でのコミュニケーションが主流です。
実際にオランダに住んでいた友人は、英語のみで6年間苦労なく生活できていました。
オランダ政府は外国人労働者を積極的に受け入れており、特に日本人に対して優遇措置を取っているので、ビザを取得しやすい国です。オランダでの生活環境が整っていれば、起業家ビザと呼ばれるフリーランスビザを取得することができます。
また、クリエイティブな分野やテクノロジー関連の仕事が多く、キャリアを築くには絶好の場所です。
【カナダ】就労ビザなしで働ける!
- 6ヶ月間ビザなしで働ける!
- 治安がいい地域が多くて女性も住みやすい!
- 日本人が多くて言葉が通じやすい!
カナダでは、一定の条件を満たせば就労ビザなしでフリーランスとして活動することが可能です。日本とカナダの条約により、入国審査で入国許可のスタンプを押してもらったらそこから6ヶ月間制限なしで働くことができます。
6ヶ月と期間が決まっているので、まずお試しで海外生活フリーランスをしてみたい方や日本に帰る予定がある方におすすめの国です。
また、カナダは多文化共生の国であり、女性が仕事と家庭を両立させやすい環境が整っています。ランドスケープの美しさや安定した社会インフラも魅力で、仕事と生活のバランスを大切にする人にとって最適な場所です。
日本人がワーホリで来ていることが多いのも特徴で、友達を作ったり日本語で会話したりしやすいのもうれしいポイントです。カナダにワーホリに行っていた2人の友達は、カナダは日本語ばっかり聞こえてきたと言っていました・・・!
英語ができなくてもOK!女性の海外フリーランスでおすすめの仕事5選
私はこれまでにヨーロッパでさまざまなフリーランスの日本人に会ってきました。その経験から、女性の海外フリーランスでおすすめの仕事を紹介します。
- 通訳や現地ガイド
- WEBマーケターやWEBライター
- ITエンジニア
- イラストレーター
- データ入力や事務業務
パソコン1つで始められるものが多く、語学力があれば通訳や現地ガイドとしてもフリーランスで活動できます。
海外でのフリーランス活動は、自分で仕事を獲得していく必要があるので仕事選びが非常に大切です。どの仕事でフリーランスを始めるかまだ決まっていない方は、ぜひチェックしてください。
通訳や現地ガイド
海外でフリーランスの通訳や現地ガイドの仕事は、英語が得意でなくてもチャンスがあります。
観光地や留学先での案内や、国際会議やイベントでの通訳など、自分の言語力や地域の知識を活かして仕事をすることができるので、ある程度の語学力があれば簡単な仕事が見つかる可能性が高いです。
もちろん、大きなイベントや専門的な会議の通訳は非常にレベルが高いので、自分ができるレベルなのかしっかり見極める必要があります。
また、親しみやすい対応や正確な情報提供が求められるため、コミュニケーション能力や地域の文化に対する理解も重要です。
WEBマーケターやWEBライター
英語ができなくても、WEBマーケティングやWEBライティングのスキルを活かして海外でフリーランスとして働くことができます。コンテンツ制作やSNS運用、SEO対策など、オンラインでの仕事は言語に関係なく成果が評価されます。
私はこのWEBライターとしてドイツで生活していますが、仕事で英語やドイツ語を使うことは一切ありません。また、日本でWEBライターとして働いた経験を活かせているので、すでにWEB系のスキルがある方は特におすすめです。
また、英語や現地語でコミュニケーションが取れるレベルであれば、自分の専門知識やクリエイティビティを活かして、世界中のクライアントと仕事をするチャンスがあります。
ITエンジニア
ITエンジニアとしてのスキルは、海外でのフリーランス活動において非常に需要があります。プログラミングやウェブ開発、アプリ開発など、技術力が評価される分野であれば、英語ができなくても仕事を見つけることができます。
オンラインでのコミュニケーションやリモートワークのスタイルにも適応しやすいため、海外でのフリーランス活動に最適な職種の一つです。
ただし、専門的な知識が必要となるため事前にスキルを身につけておく必要があります。プログラミングスクールなどに通って日本で勉強しておきましょう。
イラストレーター
イラストレーターとしてのスキルを活かして、海外でのフリーランス活動をすることも可能です。イラストやグラフィックデザインは言語に関係なく理解されるため、世界中のクライアントと仕事をするチャンスがあります。
絵を描くのが好きな方やすでにイラスト系の仕事を日本でしている方には、非常におすすめです。
自分のアートスタイルやセンスを活かして、さまざまなプロジェクトに参加することで、日本にいるとき以上に評価してもらえる可能性もあります。
データ入力や事務業務
データ入力や事務業務は、英語が得意でなくても取り組むことができる仕事の1つです。オンラインでのデータ入力や書類作成、スケジュール管理など、コツコツとした作業が求められるため、語学力よりも正確性や集中力が重視されます。
規則正しい作業スタイルや細かな注意力を持って仕事をすることが重要です。
データ入力や事務作業は、比較的スキルがなくても始められることが多く、未経験者でも募集できる案件が多いのが特徴です。
ボランティアで出会った人と話していく内に、仕事を紹介してもらったという話も聞きます。また、海外にはmeet upというアプリやfacebookを使ってさまざまなコミュニティが作られているので、積極的に参加すると仕事が見つかりやすいですよ!
ビザはどうする?女性がフリーランスとして海外移住するまでの流れ
海外移住してフリーランスを目指したいと思っても、具体的に何をしたらいいかわからないことも多いですよね。
今はまだ日本に住んでいる女性は、次のステップで海外移住の準備を進めるのがおすすめです。
1.最低半年は暮らせるお金を貯金する
2.日本で仕事や住居を探しておく
3.飛行機のチケットを購入
4.ビザの準備・申請
海外に住むためには、お金と住む場所がまず必要です。また、日本でビザの準備もしておくことで、現地で焦らずに生活することができます。
最低半年は暮らせるお金を貯金しておく
海外移住には十分な資金が必要です。特に初めの数ヶ月は収入が不安定なことも考慮し、最低でも半年分の生活費を貯金しておきましょう。予期せぬ出費や緊急時に備えることが重要です。
また、円をユーロやドルに換えたときにいくらくらいになるか計算しておくことをおすすめします。私がヨーロッパにいったときは、円安で円をユーロに換算するとすごく減ってしまいました・・・。
現地での物価なども調べて十分なお金を用意しておきましょう。
日本で仕事や住居を探しておく
移住先での生活をスムーズに始めるために、日本で仕事や住居を探しておくことが重要です。オンラインで住居を探し、事前にしっかりと情報収集を行って移住先でのスムーズなスタートを目指しましょう。
国によっては空いている部屋が非常に少ないことがあります。特に、私が住んでいるベルリンは住居が少なく、ルームシェアで暮らしている人が非常に多いです。
住む時期を決めたらすぐに探し始めて、住居を確保しておくようにしましょう。
仕事もネットで探しておくのがおすすめです。いざ募集をしても実際に仕事を開始するまでに数ヶ月かかることもあります。
早めに仕事を始め、日本でフリーランス活動をスタートさせておくのがおすすめです。
飛行機のチケットを購入
移住日程が決まったら、早めに飛行機のチケットを購入しましょう。チケット代は移動日や時期によって異なりますので、余裕を持って計画しましょう。また、フレキシブルなチケットや保険の加入も検討しておくと安心です。
長期滞在できるビザを持たずに入国する際は、復路の便を早めに設定しておくことが大切です。ビザなしで滞在できる期間は国によって違うため、期間内に帰れる便を予約しておきましょう。
復路までの期間が長すぎると、入国審査の際に止められる場合があります。日程変更できるチケットを購入し、ビザを申請してから復路の日程を変更するようにしましょう。
ビザの準備・申請
移住先での滞在には、滞在目的に合うビザの取得が必要です。移住先の国や地域によってビザの種類や取得条件が異なるため、事前に詳しく情報を調査し、必要な書類を準備しましょう。
ビザ申請には時間がかかる場合もあるため、余裕を持って手続きを進めることが重要です。
ビザの申請は現地でできる場合もありますが、語学力に不安がある方は日本の大使館や総領事館で事前に手続きを行うようにしましょう。
税金や確定申告は?女性海外フリーランスの気になる疑問を解決!
女性が初めて海外でフリーランスをするときは、不安や疑問がたくさん出てきますよね。
消費税や源泉徴収など、気になる疑問を紹介するので、海外でフリーランスをする勇気が一歩出ない方は悩みを解決しておきましょう。
海外で働くときの消費税や源泉徴収はどうなるの?
海外でフリーランスとして働く場合、現地の税法や規則に従う必要があります。消費税や源泉徴収のやり方は日本と異なる場合があります。
移住先の国や地域の税制を事前に調査し、適切な税金の支払いや申告を行いましょう。また、税務アドバイザーの助言を受けることも大切です。
日本に1年以内に帰ってくる予定であれば、日本国民として変わらずに消費税や源泉徴収を収めることになります。働き方によって変わるので、行きたい国や期間を決めて支払い方法を調べるのがおすすめです。
海外フリーランスでも確定申告は必要?
海外でフリーランスとして働く場合でも、所得に応じて確定申告を行う必要があります。自己申告制度がある国や地域では、自ら収入や支出を記録し、税務申告書を提出する必要があります。
適切な書類の準備や期限を守ることで、税務上のトラブルを回避しましょう。
海外での長期滞在を考えていない場合は、日本で確定申告を行うことになります。日本非居住者か日本居住者かによって確定申告の必要性が変わるので、調べておきましょう。
フリーランスをしながら留学もできるの?
海外でのフリーランス活動は、柔軟な働き方を可能にします。そのため、フリーランスとしての収入を得ながら留学をすることも可能です。
ただし、移住先のビザや留学プログラムの条件によっては制限がある場合がありますので、事前に調査し、適切な手続きを行いましょう。
例えば、ベルリンでは語学学校のビザを取得すると働くことができません。このように、学生は就労の制限がつけられることが多いので、事前に行きたい国の労働条件を確認しておくことが大切です。
事前準備さえできれば女性の海外フリーランスは自由で楽しい!
海外でのフリーランスはライフプランやワークライフバランスに合わせた働き方ができ、女性にもたくさんのメリットがあります。
ビザや言語の壁などのデメリットもありますが、本記事で紹介したポイントを意識することで大変なことも楽しみながら海外フリーランスを続けることができます。
また、ドイツやオランダ、カナダなどのおすすめの国や、英語ができなくてもできる仕事などもあり、女性の海外フリーランスは可能性が無限大です。
私もベルリンに住み、フリーランスのありがたさを常に漢字ながらヨーロッパ生活を謳歌しています。自分に合った国や仕事を選び、新たな挑戦に向かいましょう!